メンタル改善

思考が変わると感情も変わることがある

2025.4.3

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今回は、
「思考が変わることで感情が変わることがある」
ということについてお伝えしたいと思います。

よくある例えですが、コップの中に水がちょうど半分入っている場面を想像してみてください。
まだ「半分も入っている」と考える人もいれば、もう「半分しか入っていない」と感じる人もいるかもしれません。
同じコップ、水の量なのに、受け取り方によって心の余裕は変わります。

なぜ、このような違いが生まれるのでしょうか。
そこには、「出来事」と「感情」のあいだにある“思考”が関係していると言われています。

感情は「出来事」よりも「解釈」に影響を受ける

私たちの心の中では、

出来事→思考→感情

という流れが起きていると考えられています。
同じ出来事でも感じ方が違うのは、その出来事をどう解釈したかが人それぞれ違うからです。

例えば、友達からLINEの返事が来なかったとします。
ここで
「無視されているのかもしれない」
「嫌われたのかもしれない」
そう考えると、不安や落ち込みが湧いてくるかもしれません。

一方で
「気づいてないだけかな」
「忙しいのかな」
と考えてみると、少し気持ちが落ち着くこともあります。
さらに、以前その友達が「最近忙しいんだよね」と言っていたことを思い出せたら、安心できるかもしれません。
このように考え方が変わると、感じ方も変わることがあります。

では、どうやって思考を変えるのでしょうか

まずは、出来事を振り返ってみます。
そのとき自分がどんな考えを持ちどんな感情を感じたのかを思い出します。
できれば紙に書き出してみるのもおすすめです。

次に、その出来事を別の角度から見ることができないか考えてみます。

ほかの可能性はないか
決めつけていないか
ほかの可能性を裏付ける証拠はないか

こうして別の見方を探していきます。
私たちは、自分の最初に浮かんだ考えを「事実」のように信じてしまうことがあります。
でも、その考えが本当に確かなものかどうかは、実は分からないことも多いのです。
そして、新しい考え方をしてみたとき、自分の感情がどう変わるかを静かに観察します。
少しでも心が軽くなれば、それは十分な変化です。

もとの思考が正しいかもしれないとき

ここで疑問が浮かぶかもしれません。
「もし自分の最初の考えが正しかったらどうするのか?」
確かに、そういう場合もあります。

でも、たとえそれが事実だったとしても、過去の出来事を変えることはできません。
もし反省できるところがあれば反省して、思い悩む必要はないと思います。
そして次に活かせば、それで十分ではないでしょうか。
それ以上、自分を責め続ける必要はないのかもしれません。

根拠のないポジティブ思考について

思考を変えるといっても、無理に明るく考えればいいというわけではありません。
あまりにも現実とかけ離れた考え方は、心の奥で納得できず、かえってストレスになることがあります。
大切なのは、自分がある程度納得できる見方を探すことです。
「少しだけ視野を広げる」
そのくらいでちょうどいいのかもしれません。

最後に

出来事そのものは変えられなくても、その意味づけは、少しだけ変えられることがあります。
感情は、いつも同じ形で固定されているわけではありません。
もし今、苦しい感情を抱えているなら、ほんの少しだけ、別の見方を探してみてもいいかもしれません。
それが、心が軽くなる小さなきっかけになればうれしいです。